しめ縄強く 夫婦岩結ぶ 伊勢の二見興玉神社 三重

【新しいしめ縄に張り替えられる夫婦岩=伊勢市二見町江の二見興玉神社で】

【伊勢】三重県伊勢市二見町江の二見興玉神社で9日、夫婦岩を結ぶ大しめ縄を張り替える神事が営まれた。

しめ縄は1本の長さが35メートル、重さ40キロ、太さ10センチ。男岩と女岩を5本のしめ縄で結び、鳥居の役目をはたす。潮風や波で縄が傷むため毎年5月、9月、12月に張り替えている。

今回5日に予定されていた神事は台風21号の影響で本殿祭のみ行い、張り替えは9日に延期。夫婦岩は8月の台風20号の風雨や高波によって縄が全て切れたため、その後張られた1本のしめ縄で結ばれていた。

この日は、参拝客ら300人が参道から張り替えに参加。二見太鼓や木遣り唄が響く中、真新しい縄を1本ずつ手渡しで夫婦岩近くに送った。白い法被姿の神職や氏子15人が男岩と女岩に登り、5本のしめ縄でしっかりと結び付けた。

愛知県から訪れた30代女性は「めったに見られないしめ縄の張り替えを見たのでいいことがありそう」と喜んでいた。