「自分らしい生き方選ぼう」 首都圏学生が南勢、南島中で授業

【ワークショップで意見交換する大学生(中央)と生徒ら=南伊勢町船越の南勢中学校で】

首都圏の大学に通う学生ら10人によるキャリアフォーラムが7日、三重県南伊勢町の南勢中学校(船越)と南島中学校(東宮)であった。進路選択の時期が近づく3年生を前に、学生が自身の経験や感じたことを発表し、多くの選択肢の中から自分らしい生き方を選ぶ大切さを伝えた。

学生のキャリア支援に取り組むNPO法人「鴻鵠(こうこく)塾」と学生が行うプロジェクトの一環として、平成28年から町と連携して実施。今年は2月に学生らが1回目の授業を行い、8月上旬には今回の授業に向けて町内で現地調査をするなど準備を進めてきた。

この日、南勢中学校では3年生38人が参加。「地理(情報)も積もれば山(選択肢)となる」をテーマに、帝京大学経済学部3年の金丸康介さん(21)らが東京に出てきたきっかけなどを話し、大学生活の様子を動画を伝えた。

町の魅力を再認識する目的で、中学生らはふるさと教育で学んだ地元の名所や祭りなどを紹介。自分らしい選択肢を考えるワークショップもあり、学生らは「地域の特徴を知れば知るほど将来の選択肢が広がる」、「設定した目的に向かう手段として地理を選ぼう」などとアドバイスした。

3年A組の村田きらりさん(15)は「東京の人から見た南伊勢町のことがたくさん知れたのでいい経験になった」、3年B組の栗原華蓮さん(14)は「将来の選択肢の一つとなるいい場になった」と話していた。