夏休み観光客2.3%減 三重県内の主要施設1日あたり 猛暑や台風影響

三重県は7日、夏休み期間(7月14日―9月2日)に県内の主要観光施設を訪れた観光入り込み客数を発表した。調査の対象とした21施設への入り込み客数は1日あたり12万291人で、前年と比べて2792人(2.3%)減少した。連日の猛暑や台風の影響で、屋外観光施設の客足が例年と比べて伸び悩んだのが要因とみている。

調査の対象期間は昨年より3日間多い。観光入り込み客の総数は625万4961人で、前年と比べて20万5412人(3.4%)増加。ナガシマリゾートは272万人で、県内全体の約43%を占めた。前年と比べて入り込み客数が増加したのは5施設だった。

伸び率が最も大きかったのは熊野市の道の駅「熊野・花の窟」(お綱茶屋)で、56.4%増の5万4732人。熊野大花火大会の開催で土産を買い求める観光客が立ち寄った。

次いで7月にリニューアルオープンした御在所ロープウエイ(菰野町)が、44.2%増の10万9789人。近鉄観光列車「つどい」の運行開始や湯の山温泉街と国道477号を結ぶ「湯の山かもしか大橋」の開通が重なり、盛況だった。

下げ幅が大きかったのは、赤目四十八滝(名張市)で、27.6%減の2万9423人。台風12号や20号の接近に伴う交通規制や入山規制が影響した。伊賀上野城(伊賀市)が23.1%減の1万5673人と続いた。

県によると、期間中の平均気温は前年より1.1度高い29.3度。猛暑日は9日多い12日間だった。

県観光政策課は「猛暑で外出を控える傾向にあったため、屋外観光施設で客足が伸びなかった」と分析。県内を中心に開かれた全国高校総体(インターハイ)については「観客が周辺の観光施設に立ち寄る場合があり、観光客の増加に一定程度寄与した」とした。