ビジネスカフェで創業者支援 日本公庫津支店、経験談やトークセッション 三重

【起業の経緯や課題解決について参加者に話す(左から)大津さん、寺際さん=津市神戸の「おうちごはん寺子屋」で】

【津】先輩起業家から課題解決を学ぶ講座が6日夜、三重県津市神戸の和食店「おうちごはん寺子屋」であった。日本政策金融公庫津支店と津市が創業者を支援しようと開くビジネスカフェの一環。離婚後起業し現在5社を経営する「アクショングループ」=名古屋市中村区=CEOの大津たまみさん(48)の講演や、大津さんと同店オーナーの寺際恵理さん(48)とのトークセッションがあり、県内で創業予定や創業間もない30―50歳代の男女21人が参加した。

大津さんは離婚後職探しに困ったことから起業し得意分野を掘り下げ掃除会社を立ち上げた経緯を紹介。現場に出続けて社会のニーズを捉え、生前整理の一般社団法人や女性起業家専用の貸事務所など次々に軌道に乗せた経験を語った。

夢の実現に重要なポイントとして、社会貢献度の高さや事業の発展性、人生観とのリンクなどを挙げた。

トークセッションでは参加者の質問に答えた。「取捨選択の決断はどうしているか」の質問に大津さんは「いる、いらない、迷い、移動の4つに分ける。迷いはビジネスのヒントになる」と答えた。「いい人材をどう確保するか」と問われ寺際さんは「自分の理念に共感してくれる人をスカウトした」と明かした。

今年起業予定の伊藤順子さん(42)は「あれもこれもと迷いがあるが四つに分ける話が参考になった。次に進む第一歩にしたい」と感想を述べた。