伊勢 二見で晩年過ごした西行 生誕900年の歌人、賓日館で企画展 三重

【二見で過ごしたとされる西行にまつわる展示=伊勢市二見町茶屋の賓日館で】

【伊勢】三重県伊勢市二見地区で晩年を過ごしたとされる歌人・西行(1118―1190年)を伝える企画展「そこに、西行がいた」が、同市二見町茶屋の資料館「賓日館」で開かれている。今月末まで。期間中の展示のほか、週末ごとに、落語やコンサートなどの催しがある。

平安時代末期の歌人として知られる西行は、1180年から約6年間、二見浦の安養寺付近に庵を結んだとされる。西行と二見のつながりを知ってもらおうと、地元有志を中心とする実行委が毎年イベントを開催。今年は、西行生誕900年記念と銘打ち、内容を充実させた。

主会場の賓日館では、庵があったとされる安養寺跡周辺から出土した日常雑器や瓦など約50点を展示。西行の歌やその生涯を伝える解説パネルなども並ぶ。西行にまつわる落語や講談の披露(9、24両日の午後1時)、座学と管弦コンサート(17日午後6時半)もある。

そのほか、16日は西行庵跡などを巡るウォーキングイベント、30日は同市岩渕の伊勢シティプラザで、市民有志が出演する「西行演劇」の上演(午後2時、同5時半)がある。

問い合わせは二見浦西行実行委=電話0596(43)2231=へ。