防災意識向上へ訓練 四日市農芸高生徒ら 地域住民と炊き出し体験 三重

【生徒に教わりながら、炊飯袋に米と水を入れる地元住民ら=四日市市河原田町の四日市農芸高校で】

【四日市】地域ぐるみで防災意識を高めようと、三重県四日市市河原田町の四日市農芸高校は6日、防災訓練を校内で実施した。地震が起こり火災が発生した―との想定で、避難訓練や消火訓練、起震車による地震体験などがあり、全校生徒711人と地域住民約30人が参加した。

生産技術コースと生活文化科の3年生計105人は、
炊き出し訓練に取り組んだ。学校の備蓄米150キログラムを使い、生徒らは災害救助用炊飯袋(ハイゼックス)にコメと水を入れると輪ゴムで留め、830食分を袋詰めにした。生産技術コースの鈴木詩乃さん(17)は「炊飯袋の中に、空気を入れないようにするのが難しい」といいながら、作業を進めた。

地域の人も生徒に教わりながら、炊飯袋にコメや水を入れた。この後、炊き出し用の釜で炊き、出来上がったごはんは、生徒らは昼食で食べた。地域の人には、同校で商品化しているマコモタケ入りのレトルトカレーをかけて、振る舞った。

河原田地区連合自治会の河合正一会長は「こうした機会に、地元住民を訓練に招いていただき、ありがたい」と感謝していた。