豊かな実りに感謝 伊勢神宮に供える稲収穫 三重

【稲穂を抜き取って束ねる作丁ら=伊勢市楠部町の神宮神田で】

【伊勢】伊勢神宮の神嘗(かんなめ)祭などの祭典で供える稲を収穫する「抜穂祭(ぬいぼさい)」が5日、三重県伊勢市楠部町の神宮神田で営まれた。

神宮の小松揮世久大宮司をはじめ、神職や耕作に携わる地元住民ら約50人が参列。神職が実りに感謝する祝詞を上げた後、白い装束姿の作丁(さくてい)らが神田に進み、「忌鎌(いみがま)」と呼ばれる鎌を使って稲を刈り取った。作丁らは刈った稲から一本ずつ稲穂を抜き取り、麻ひもで2つに束ねた。

約3ヘクタールの神田では、うるち米など十数種類を栽培していて、今後、順次刈り入れを始める。