四日市湯の山道路 来月27日全面開通 物流の効率化期待 三重

【10月27日に全線が開通する四日市湯の山道路(左手前)】

三重県は5日、国道477号四日市湯の山道路が、10月27日に全面開通すると発表した。年度内にも完成予定の新名神高速菰野インターチェンジ(IC)と、東名阪自動車道四日市ICを東西につなぐ約9キロの道路で、全線開通によって物流の効率化が期待される。

平成9年度から整備を開始。四日市市の一部区間で段階的に供用してきたが、菰野町の4・4キロが未開通だった。全線開通により、四日市ICから菰野ICまでの所要時間が8分間ほど短縮される。国道477号バイパスとしての役割も担う。

総事業費は約473億円。国が260億円、県が213億円をそれぞれ負担した。現在は片側一車線だが、将来的には片側二車線化も視野に入れる。四日市インターアクセス道路整備促進期成同盟会(会長・石原正敬菰野町長)が開通式を開く予定。

鈴木英敬知事は5日のぶら下がり会見で「秋の観光シーズンに湯の山を訪れる多くの観光客にとって便利になる」と強調。「周辺は企業の立地が盛ん。新たな工業団地も完成する予定で、生産性の向上も期待される。さらなる企業誘致に取り組みたい」と述べた。