三重県 台風21号、昼過ぎ最接近 猛烈な雨風に警戒を

非常に強い台風21号は勢力を維持したまま4日昼過ぎから夕方にかけて、三重県内に最接近する見通し。1時間当たり90ミリを超える猛烈な雨のほか、暴雨風域に入ることに伴い海上を中心に猛烈な風が吹くおそれがあり、津地方気象台は土砂災害や低い土地の浸水、暴風や高波への警戒を呼びかけている。

台風21号は3日午後6時現在、種子島の南南東約320キロ付近の海上を時速20キロの速さで北上。中心気圧945ヘクトパスカル、中心付近は最大風速45メートルで、中心から半径220―170キロが暴風域となっている。

同気象台によると、県内では4日午前中から全域で大雨警報が発令される見通しで、1時間当たり北中部80ミリ、南部90ミリの猛烈な雨となる見込み。5日正午までの24時間の予想雨量は県内全域で300―400ミリとなっている。

また、暴風域に入った場合、海上を中心に猛烈な風が吹く見込みで、4日に予想される最大風速と最大瞬間風速は陸上が25メートルと35メートル、海上が30メートルと45メートル。海上ではうねりを伴い大しけとなる見込みで、南部外海では10メートルを超える高波となるおそれがある。

台風接近に伴い、公立の小中高校593校中、大半の574校が休校、5校が自宅待機措置をとると発表した。私立でも31校中29校が休校を決めている。

交通機関では、JRが紀勢本線と参宮線、名松線の4日始発からの運転見合わせを発表。津エアポートラインや伊勢湾フェリーなど海の便も4日は終日欠航予定している。