町づくり、泊まり込み学ぶ 皇學館大生、玉城町で成果発表 三重

【実習成果を発表する学生ら=玉城町役場で】

【度会郡】三重県度会郡玉城町で8月20―22日まで、皇學館大学の学生6人が町づくりの取り組みを学び、福祉や子育てなどの現場で研修する宿泊体験学習があった。31日には、辻村修一町長や職員らを前に6人が学んだ成果を発表した。

同大は平成28年から、伊勢志摩共生学実習(地域インターンシップ)を同町で実施。今回は「行政と住民とのギャップ」をテーマに同実習に取り組んだ。

20日から文学部国文学科3年の東耕平さん、石田智也さん、世古圭助さん、高木健汰さん、杉本快斗さん、杉崎快さんが来町。町内の施設を訪問して町民と交流し、まちづくり研修などに参加した。

発表会は23日に予定していたが、台風20号の影響で31日に延期。この日は学生らが2班に分かれ、「第三者の視点から見た玉城町~玄甲舎と町の防災について~」、「住民の声を通して見る玉城町」と題して意見を述べた。

町指定文化財「玄甲舎」については、玄甲舎を知らない住民もいるなど現状を紹介。町民全てを巻き込んだ玉城の名所にするために、学校教育に盛り込み、テレビのロケを誘致するなど認知度を上げる必要性を強調した。

また、行政と住民との間で表面化したギャップについては町づくりを例に挙げ、「住民と行政が共につくろうとする意識の差では」と述べた。

辻村町長は「いいことばかりでなく厳しい意見も聞いてよりよい町にしていくのが大事。これからの町づくりの参考にさせてもらう」と話していた。