7月の三重県内求人1.69倍 前月下回るも高水準

三重労働局が31日に発表した7月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・06ポイント下回る1・69倍で、2カ月ぶりに前月を下回ったもののバブル後期並みの高水準を維持した。雇用情勢は「着実に改善が進んでいる」と、15カ月連続で判断した。

有効求人倍率の全国順位は前回より6つ上がって17位。有効求人数は前月比3・9%(1567人)減の3万8656人、有効求職者数は0・3%(80人)減の2万2840人。新規求人倍率は2・37倍で、前月を0・26ポイント下回った。

産業別では、医療・福祉(17・4%増)、運輸業・郵便業(4・2%増)、卸売業・小売業(前年同月比1・7%増)などの増加が目立った。製造業は14・8%増の2162人。県内に9カ所ある安定所のうち5カ所で前年同月を上回った。

下角圭司局長は「求人の下げ率が大きいため有効求人倍率が下落した。卸売業・小売業の求人が落ち着いたのが影響した」と分析。「建設業や運輸業・郵便業を中心に人手不足感が依然として強い。有効求人倍率は高水準が続く見通し」と述べた。