障害者医療助成でミス 熊野市、2人に90万円過払い 三重

【熊野】三重県熊野市は30日、障害者医療費の過払いがあったと発表した。市の条例では、身体障害者手帳1―3級の持参者は福祉医療費の助成対象者としているが、市は4級を所持していた医療費助成外の男性2人に対し、総額約90万6千円を支給したという。

市によると、2人は障害者手帳の等級が見直される期限付きの身体障害者手帳を持っていた。1人は等級が3級から4級に変更された後も助成を継続。再度1級に変更された際に市が誤りに気づいて発覚した。誤って助成していた期間は平成17年11月から30年6月までの約13年間で支給額は44万7千円だった。

7月に同様の誤払いがないか市が調査したところ、等級が3級から4級に変更された男性に対して、21年8月から30年6月までの約9年間で45万9千円を助成していた。

職員が2人に対して謝罪し、地方自治法で定める直近5年分の返還を求めたところ、2人とも返還の意思を示しているという。

市の担当者は「資格認定時に等級を電算システムに反映させるなど、受給資格の管理を徹底したい」と話した。