対米外交の成果強調 首相来県、支持固め 三重

安倍晋三首相(党総裁)が30日に三重県に来県し、津市内で党員ら約600人を前に講演した。対米外交の成果を披露したほか、憲法を改正して自衛隊を明記する考えを示した。自民党総裁選(来月7日告示、同20日投開票)に向けた支持固めとみられる。

党県連の有志らでつくる「安倍晋三総裁を囲む会実行委員会」に招かれ、党員らを前に非公開で講演した。

講演には鈴木英敬知事と県議7人や市町議らが参加した。実行委は県連の青年局や女性局の有志で構成。関係者によると、県内には石破派の田村憲久衆院議員がおり、県連としての主催は避けたとみられる。

実行委によると、安倍首相は30分ほど講演し、外交や内政での実績を強調。秋の臨時国会で憲法改正を発議することに意欲を示した。参加者全員で総裁選に向けてガンバローを三唱。講演後は参加者と交流し、写真撮影などに応じたという。

総裁選には安倍首相と石破茂元幹事長が立候補を表明。6年前の前回総裁選では、県連に割り当てられた地方票5票のうち安倍首相が1票、石破氏が4票を獲得し、石破氏への支持が上回った。安倍首相は来月16日にも総裁選の街頭演説で県内を訪れる予定。