真珠、海外販路拡大へ 志摩で業者と首相補佐官ら意見交換 三重

【海外への販路拡大などを進める「みえの真珠振興宣言」に署名した宮腰首相補佐官(左端)ら=志摩市阿児町鵜方で】

【志摩】真珠業界の将来について議論する意見交換会が29日、三重県志摩市阿児町鵜方の横山ビジターセンターであり、真珠の生産・加工・流通業者に加えて、来県中の宮腰光寛首相補佐官らが出席。参加者らは真珠が高値で取引される海外市場への販路拡大に取り組む方針を確認した。

県によると、真珠は中国や東南アジアの富裕層を中心に人気があり、海外では高値で取引されているという。平成28年の国内全体のアコヤ真珠輸出額は約130億7千万円で、10年前と比べ増加傾向にある。

一方、国内の真珠生産量は真珠養殖業者の減少と高齢化に伴い、減少傾向にあるため、真珠の流通業者はより高値で取引される海外市場への進出を求めているという。

意見交換会で、生産者からは後継者育成のため、官民が連携し「真珠塾」の立ち上げを求める声が上がり、宮腰補佐官は「検討したい」と応じた。

最後に出席者らは「世界最高水準のアコヤ真珠を効率的に生産する」ことなどをうたった「みえの真珠振興宣言」に署名した。