伊勢 季節を敏感に感じて 皇學館中生ら俳句づくりに挑戦 俳人、宇多さんが特別授業 三重

【生徒に俳句を教える宇多さん=伊勢市の皇學館中学校で】

【伊勢】三重県伊勢市の皇學館中学で28日、日本芸術院会員の俳人、宇多喜代子さん(82)=大阪府池田市=を講師に招いた特別授業が開かれ、3年生38人が講義や俳句づくりに取り組んだ。

宇多さんは、俳句の基本を解説し、欧米でも人気があると紹介。県出身の俳人、松尾芭蕉らの作品に触れながら「大事件ではなく、身の回りの小さな出来事を取り上げ、表現を広げるのが俳句」と話した。

また、生徒が自己流の夏の季語を考えたり、俳句の一部分だけをつくる「穴埋め俳句」などを体験。最後は、実際に俳句づくりに挑戦した。宇多さんは「季節を敏感に感じてほしい。うつむいてばかりでは見逃してしまうことがたくさんある。外を眺め、風を感じて」と呼び掛けた。

授業は、美術や文芸、音楽などの分野で活躍する芸術家が、全国の小中高校で指導する文化庁の事業「子供 夢・アート・アカデミー」の一環。