菰野町 60代女性、230万円詐欺被害 訴訟の取り下げ名目 三重

【三重郡】三重県の四日市西署は28日、菰野町在住の60代無職女性が訴訟の取り下げ名目で現金230万円をだまし取られる被害に遭ったと発表した。架空請求詐欺事件とみて調べている。

同署によると6月22日、女性方に「消費料金に関する訴訟最終告知のお知らせ」と書かれたはがきが届いた。女性が記載の連絡先に電話したところ、弁護士を名乗る男から「訴訟の取り下げ手続きをするために供託金を送って欲しい。お金は後から戻ってくる」などと要求され、女性は菰野町内の宅配便会社を通じて6月25日と7月7日の2回に分けて計230万円を送付したという。

女性は男から「自宅に荷物が届いたら転送して欲しい」とも依頼を受けたという。女性が指示に従ったところ、他県警から「転送した荷物は別の事件でだまされた被害者の現金です」と連絡があり、自身も被害を受けたと気付いたという。被害者を別の事件の現金送付先の中継として利用したとみて調べている。