高校生ら新商品を提案 津でビジネスセミナー 三重

【新商品のアイデアを話し合う参加者ら=津市一身田上津部田の県総合文化センターで】

【津】県立図書館(安藤和紀館長)はこのほど、津市一身田上津部田の県総合文化センターで「高校生からのビジネスセミナー」を開いた。事前に申し込んだ県内の高校4校から39人がワークショップ形式で新商品のアイデアを出し合った。

参加者は9班に分かれて、準備された表から販売する商品(プロダクト)と売る対象(ターゲット)の条件をサイコロの目で決定。「電卓を神主に」「ドローンを銀行員に」などそれぞれの制約の中で意見交換しながら新商品のアイデアを練った。

高校生向けのモバイルバッテリーを考えた班は、自転車に付けて充電できる商品を提案し「家の電気代が安くなって親孝行できる」と発表。大工職人向けのタブレットを考えた班は腕時計型のGPSを企画し「互いの位置を共有することで作業の効率化を図り人手不足を解消する」と述べた。

県立宇治山田商高3年の増田結音さん(18)は「ビジネスに結び付ける手順を皆で楽しみながらやれて勉強になった」、私立鈴鹿高1年の南部孝輔君(16)は「初対面の人と話すのは緊張したがいろいろな発想が出て面白かった」とそれぞれ感想を話した。

同セミナーは図書館を活用しビジネスへの興味を深めてもらおうと日本政策金融公庫と連携する事業で昨年に続き2回目。ワークショップのほか図書館の地下書庫探検や知的財産を解説する講座があった。