新伊勢病院の個室料増額 県内の病院参考に見直し 三重

【新病院開院後、個室料を増額することを報告する市の担当者(左端)=伊勢市役所で】

【伊勢】三重県伊勢市は27日の市議会教育民生委員会で、現在地の隣で建て替えを進めている市立伊勢総合病院(同市楠部町)の個室料を、来年1月の新病院開院後に増額すると報告した。最上級の特別室で4千円高くなり、市民は1万2千円、市外在住者は1万5千円になる。

市によると、個室はランク別に5種類あり、いずれも増額する。平成6年以降、変わっていなかったため、市内や松阪市内の急性期病院の個室料を参考に見直した。特別室では従来なかったキッチンを新設しており、室内設備の充実も増額に影響。治療でやむを得ず個室を利用する場合、個室料は発生しないという。

また、新病院の開院後には、他の医療機関からの紹介状なしに受診した患者が負担する「保険外併用療養費」を現在の千円から3千円に増額する。同療養費は200床以上の病院に適用される。県内の200床以上の病院の同療養費と比較し、増額を決めたという。

新病院は9月末に完成の予定。病床数は現在の322床から300床になる。市は急性期と回復期の患者を診る病院を目指している。