ラグビーTL、31日開幕 ホンダ、戦力充実 2季ぶり復帰、8強狙う 三重

【ホンダヒートに今季新加入のLOベックハイス選手=鈴鹿市内で】

ラグビーの男子国内最高峰リーグ、トップリーグ(TL)は31日に開幕する。三重県内からは本田技研工業鈴鹿製作所が運営するホンダヒートが2季ぶりに出場し、過去最高のベスト8を目指す。初戦は9月1日、東京・秩父宮ラグビー場で行われる昨年度TL7位のリコーブラックラムズ戦。FLの小林亮太主将は「多くの人に自分たちの持ち味の、しっかり前に出る力強さ、横に動かす展開力を見て欲しい」と話している。

今季のTLは16チームが2組に分かれて総当たり戦を行い、各組上位4チームが決勝トーナメントに臨む。ホンダヒートはリコーのほか、パナソニックワイルドナイツ(昨季TL2位)、ヤマハ発動機ジュビロ(同3位)、東芝ブレイブルーパス(同6位)、キャノンイーグルス(同10位)、クボタスピアーズ(同11位)、コカコーラレッドスパークス(同14位)と同じ組に入った。

TLへの挑戦は5回目。初めて出場した2009年は13位、2011年は13位、2015年は11位、2016年には16位といずれも下位で苦杯をなめた。このため、下部リーグのトップチャレンジリーグに所属していた昨季から、TL復帰後すぐ中盤以上で定着するチームを目指して立て直しを図ってきた。

戦力面では南半球の最高峰リーグ、スーパーラグビー経験者らを中心にチームを補強。バックス陣では、昨年度から加入のスーパーラグビー経験者のFBエイダン・トゥアが、日本代表のレメキ・ロマノ・ラヴァ、チーム副主将も務める生方信孝の両WTBと〝バックスリー〟を形成し、新たな得点源として機能した。

今季からはスーパーラグビー経験者のSOベイデン・カーらも合流。レメキは「エイダン選手とのコンビネーションも深まってきた。ヘイデン選手はこれまで試合をしたことはなかったが、一緒に練習し、スマートで判断が的確という印象を持った」と話し、戦力の充実に自信をのぞかせる。

FWでは身長200センチのLOジョシュ・ベックハイスが注目選手だ。恵まれた体格に、スーパーラグビーで100試合を達成した経験値でもチームをけん引する。

トップチャレンジリーグを全勝優勝し、他チームより早くシーズンを終えたため、春先の大分合宿などを通じてフィジカル強化にも意欲的に取り組んだ。小林主将は「選手全員が目標を理解してハードワークを毎日続けた。やってきたことを信じて試合に全部出していきたい」と話している。