気迫込めた剣術演武 南伊勢町 120人、剣祖の偉業たたえ奉納 三重

【気迫のこもった演武を奉納する参加者ら=南伊勢町五ケ所浦の五ケ所城跡で】

【度会郡】剣術の源流の一つ「愛洲影流」を編み出した愛洲移香斎久忠(1452―1538年)の偉業をたたえる「愛洲氏顕彰祭・剣祖祭」が26日、南伊勢町五ケ所浦の五ケ所城跡であった。全国から23団体、約120人の剣士が参加し、気迫のこもった演武を奉納した。

移香斎は五ケ所城を拠点とした伊勢の豪族「愛洲氏」の一族で、剣道の始祖。愛洲氏顕彰会(中村辰生会長)と剣祖祭実行委員会(西岡孝夫委員長)が、地元の偉人の功績を伝えようと、移香斎の生誕地で毎年同祭を開いている。

この日は式典後、参加者らが木刀や真剣などを使い、それぞれの流派に伝わる形や居合を披露。少年剣士の野試合や少年剣道大会、竹の器によるそうめんの振る舞いもあった。

西岡委員長(58)は「今年で37回目を迎え、ますます伝統的な剣祖祭になりつつあるので、次の世代につなげていきたい」と話していた。