新作「伊勢乃神」を販売 松阪興産米で中山酒造醸造 三重

【「伊勢乃神」の大吟醸(右)とにごり酒】

【松阪】建設資材製造販売「松阪興産」(三重県松阪市鎌田町)はこのほど、新作の日本酒「伊勢乃神」の販売を始めた。同社農業事業部門で栽培したイセヒカリで同市小阿坂町の中山酒造が大吟醸とにごり酒を醸造した。

中山酒造は昨年2月の火災で仕込み蔵などを焼失し、再建に励んでいる。松阪興産は同酒造の再起を支援しようと自社米での日本酒造りを委託した。

イセヒカリは平成元年秋、伊勢神宮の神田で見つかった新種。台風が二度襲ったが倒れなかった2株を原種としている。日本酒の雑味につながるタンパク質が少なく酒米に適している。

同社は「大吟醸は軽やかな味わい。桃のようなフルーティーな香りが口に広がる」「にごり酒はフレッシュな酸味ととろりとしたお米本来の甘味を楽しんでほしい」とPRしている。

ともに720ミリリットル。大吟醸は税込み3800円、にごり酒は同1900円。同市岡本町の松阪興産直売所「ミえベジキッチンおいで家」や通販サイト「ミえベジ」で扱っている。