高齢者事故死防げ、かもめ~るで啓発 三重県警と日本郵便東海支社

【配達開始に向けて交通啓発付かもめ~るを手にする参加者ら=津市の津中央郵便局で】

【津】三重県警と日本郵便東海支社が連携したくじ付残暑見舞い用はがき「かもめ~る」の配達開始式が24日、津市中央の津中央郵便局であった。27日から配達開始予定で、県警として同はがきを活用した交通啓発は初めてという。

県警交通企画課によると、23日現在の県内の交通事故死者数55人のうち、高齢者の割合は全体の約7割近くとなる39人(前年同期比15人増)。また四輪乗車中の事故でシートベルト非着用で死亡した17人のうち、14人が高齢者だったという。

こうした背景から、高齢者の交通事故急増など県内の交通事故情勢を広く呼びかけようと連携を企画。はがきの裏面に高齢者の事故状況や運転免許証の自主返納、シートベルトの着用徹底などを記載している。

開始式には郵便配達員約30人が参加。寺西仁志津中央郵便局長から、県内198事業所から協賛を受けて作成したはがき3万4000通を受け取ると、配達に向けて出発した。

寺西局長は「道路を利用する立場として交通安全に気をつけて県民に伝わるよう届けてほしい」とあいさつ。伊藤雅彦県警交通部長も「シートベルトは相手の生活を守るためにも重要」と話していた。