台風20号 倒木と車衝突、女性軽傷 最大1万9600戸で停電 三重

台風20号は24日にかけて西日本を縦断して日本海に抜けた。三重県松阪市では倒木と衝突事故を起こした50代女性が腰に軽傷を負ったほか、松阪市や多気郡などを中心に最大約1万9600戸で停電が発生した。

県によると、松阪市飯高町下滝野の国道166号を車で走行中の50代女性が倒木と衝突後に横転し、腰を痛めるけがを負ったが命に別条はないという。

多気町では倉庫など2棟が強風にあおられて損壊。尾鷲市でも尾鷲漁協が管理する倉庫1棟が強風で損壊する被害があった。

中部電力によると、津市や松阪市など広い範囲で同日午前2時時点で最大約1万9600戸で停電が発生。午後5時現在も約900戸で停電が続いている。

同日午前3時時点を最大に紀宝町で659世帯1235を対象に避難指示、松阪市や熊野市など2万4248世帯5万5682人を対象に避難勧告が発令され、最大1084世帯1402人が避難した。

県内道路は県管理国道や県道など合計最大43カ所で通行止めとなった。交通機関ではJRや津エアポートラインなどが一部運行を見合わせるなどした。学校は公立小中7校が休校措置をとった。

津地方気象台によると、午後2時までの24時間の雨量は多い順で大台宮川370.5ミリ▽尾鷲284.0ミリ▽御浜241.5ミリ―だった。