尾鷲市が健康弁当開発 来月1日販売 三重

【加藤市長(右)にデザインした原画を手渡す伊藤さん=尾鷲市役所で】

【尾鷲】三重県尾鷲市は、減塩で野菜を中心とした「おわせいろどり健康弁当」を開発した。これまで試験販売してきたが、9月1日に尾鷲魚市場で開かれる「イタダキ市」で一般向けに初めて販売する。

市によると、県下でも高血圧や糖尿病が多い地域。生活習慣病予防のため、味付けや野菜の取り入れ方の見本となる弁当を開発しようと平成26年度に実行委を立ち上げ、開発に取り組んできた。

弁当は煮物や季節の魚が入っている6升(600円、税別)と9升(千円、同)の2種類。約600キロ㌍▽塩分が3グラム以下▽尾鷲市で取れる魚を使用する▽野菜は1日の必要量の3分の1が入っている―などを条件としている。

製造販売業者は市内の「尾鷲物産」、「三紀産業」、「レストランロリエ」の3業者が認定された。パッケージは尾鷲高美術部の3年伊藤乃愛さん(17)が、ブリが船の上で勢いよく跳ねている姿を描いた。

21日に市役所で認定証交付式とパッケージ原画寄贈式があり、伊藤さんは加藤千速市長にデザインした原画を手渡した。

伊藤さんは「普段は油絵を描いているのでデザイン画を描くのは難しかったが、(パッケージになって)うれしい」と話した。

加藤市長は「弁当の顔となる尾鷲らしさあふれるパッケージをデザインしてもらい、感謝している」と述べた。