鈴鹿市 Mスポフェスを中止 台風接近で 三重

【台風接近によるイベント中止で会場の撤収作業をする関係者ら=鈴鹿市庄野羽山四丁目のイオンモール鈴鹿で】

【鈴鹿】台風20号の接近に伴い、三重県鈴鹿市は23日、同市庄野羽山四丁目のイオンモール鈴鹿で実施予定の「鈴鹿モータースポーツフェスティバル」を中止した。末松則子市長は「中止は残念だったが、今後是非とも実現したい」とコメントを発表した。

同フェスティバルは24―26日に鈴鹿サーキットで初開催するGTマシンの「鈴鹿10時間耐久レース」に合わせたシティセールスの一環として、約1年半かけて企画を練り上げてきた。中でも、GTマシンなど総勢約70台による往復約6・6キロの公道パレードは、鈴鹿から交通安全を呼びかける日本最大級の規模ということで注目を集めていた。

市は台風の影響を勘案しながら、午前10時半の時点で波浪以外の警報が発令されていなければ実施の方向で計画を進めていたが、午前10時3分、大雨警報(土砂災害)が発令されたことから中止を決定。

会場にはすでに観客が集まっており、開催直前の中止発表に滋賀県湖南市の会社員、井原敬成さん(30)は「仕方ないが、ずっと楽しみにしていたので残念」と落胆の表情を見せた。

約600人の市民ボランティアらが事前の設営などに参加しており、早朝から準備にあたっていた会社員、榊原慎二さん(53)=同市平野町=は「モータースポーツ都市宣言のまち鈴鹿として、世界に発信できる機会だったのに残念だが、安全のことを考えたら仕方がない。次回の開催に期待する」と話していた。