奨学金原資、ネットで募る 志摩市が返済不要の給付型新設 三重県内初の試み

【留学生への奨学金の原資をクラウドファンディングで募る志摩市のサイト=市役所で】

【志摩】学生の海外留学を応援しようと、三重県志摩市が返済不要の給付型奨学金を新設し、インターネット上の寄付システム「クラウドファンディング」で原資を募っている。クラウドファンディングで奨学金の費用を賄おうとする試みは県内初という。

寄付金の目標額は300万円。市のホームページと、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」から募金できる。今月1日から募集を始めたが、22日現在、1人が1万円を寄付しただけにとどまっている。締め切りは10月31日。

集まった寄付金は、今年の夏休みにカナダやオーストラリアなどに短期留学している市内在住の中高生計9人に給付する。1人当たり上限30万円。また、県立志摩高校の海外語学研修事業に参加する生徒に上限15万円までを支給する。

竹内千尋市長は「伊勢志摩サミットの開催地として国際化を進めていきたい」と話している。目標金額に達しなかった場合、市は補正予算を組み、留学生に奨学金を給付する。