地形模型を作り地域の特徴学ぶ 玉城町・岩出地区でワークショップ 三重

【自宅や思い出の場所などを探して模型に付箋を貼る参加者ら=玉城町岩出の農業研修センターで】

【度会郡】三重県の玉城町内4小学校区の中で、人口減少や少子高齢化が進む下外城田(しもときだ)地区の現状と課題の共有、解決を検討する「TMKミライデザインプロジェクト」の一環として、同町岩出の農業研修センターで22日、岩出区の地形模型を作製するワークショップがあった。地域住民や子どもら、町と協働でプロジェクトに取り組む皇學館大学の関係者ら約35人が参加した。

地域の現状を知り、定住・Uターン促進、郷土愛醸成につなげる目的で、11自治区の中から岩出区と宮古区をモデル地域として選出。

本年度は両区で地形模型を作製して活用するほか、同プロジェクトで連携する鳥羽商船高等専門学校の生徒らが開発したWEBアプリを使うワークショップなどを予定している。

この日の開催地の岩出区は、宮川に接した農業地域で約95世帯、人口約310人。参加者らは同区の地形を等高線に合わせ、カットしたスチレンボードを貼り付けて、千分の一に縮小した立体模型を作った。

自宅の場所や地域にまつわる思い出、歴史のある場所を探して模型に付箋を貼り、楽しみながら地域の特徴を学んだ。

子どもらは「岩出についてたくさん知ることができて良かった」などと感想を述べた。合同会社人・まち・住まい研究所の浅見雅之さんは「模型の上に地域の思い出や昔あった出来事などが積み重なっていくと、この模型は重要な郷土資料になる」と話していた。