津市 ブロック塀撤去で補助金 住宅や事業所対象 三重

【記者会見に臨む前葉市長=津市役所で】

【津】三重県の前葉泰幸津市長は21日の定例記者会見で、道路に面するブロック塀の撤去を促すため、市内の住宅や事業所を対象に、ブロック塀の撤去後に生け垣を設置する費用を補助する制度を設けると発表した。公共施設以外のブロック塀の撤去を支援する補助金制度は県内で8例目。市議会9月定例会に提出予定の本年度一般会計補正予算案に事業費500万円を盛り込んだ。

大阪北部地震で児童が倒壊したブロック塀の下敷きになった事故を受け、市は公共施設に設置されているブロック塀を点検し、危険性があると判断した塀の撤去を進めている。その一方で、市内で大半を占める個人住宅や事業所への対策が課題となっていた。

補助対象は公道に面したブロック塀の撤去後に設置する生け垣。10万円を上限に、設置費の2分の1を補助する。本年度中に50件の利用を見込む。32年度までの3年間を、災害対策と緑化を並行して進める「生け垣緑化推進強化期間」に位置づけて実施する。

前葉市長は「ブロック塀が倒壊した事故以降、撤去の補助金に関する問い合わせが増えた。安全の確保を後押ししたい」と述べた。