皇大支援で町を活性化 南伊勢町と6項目包括協定 三重

【協定書に署名し、握手を交わす清水学長(左)と小山町長=南伊勢町役場南勢庁舎で】

【度会郡】三重県の南伊勢町と皇學館大学(伊勢市)は21日、地域活性化や人材育成、教育など6項目について包括連携協定を結んだ。同大が県内の自治体と同協定を結ぶのは7件目。

町と同大は以前から、小型無人機(ドローン)を使った防災プロジェクト実施、町内の祭りやイベントへの支援など、さまざまな分野で連携している。

地域の課題をビジネスの手法を用いて解決する「SBP(ソーシャルビジネスプロジェクト)」に取り組む「南伊勢高校南勢校舎SBP」については、現代日本社会学部の岸川政之特命教授が立ち上げ段階から関わっていて、現在では同校舎から始まった活動が全国の高校に広がっている。

同協定も今までの実績に基づき締結。今後は同町道行竈で日本酒を造る構想があり、各分野での連携・協力体制も強化していく。

町役場南勢庁舎であった調印式には、関係者6人が出席。小山巧町長と清水潔学長が協定書に署名した。

小山町長は町の課題として、若者定住や防災対策、一次産業の水産業、農業、林業の活性化を挙げ、「課題の解決がこれからの町づくりに欠かせない。大学の支援があると活性化に取り組みやすく、心強い」と期待を寄せた。

清水学長は「具体的にやるべき課題に向け、大学としてできることを懸命に努め、この町の発展の役に立てれば」と述べた。