「談合確認できず」 四日市の舗装工事 複数社でくじ引きに 三重県企業庁

談合の疑いがあるとして落札決定を保留した一般競争入札で、三重県企業庁は21日、「入札談合の事実が確認できない」と判断したと発表した。入札に参加した全26社に法令を順守する誓約書の提出を求め、複数社によるくじ引きで落札者を決定する。

企業庁によると、談合の疑いがあったのは四日市市千代田町を通る工業用水路の地上にアスファルトを舗装する工事。予定価格は1158万6240円で26社が参加した。6日に改札したところ、うち2社が同額で入札したため落札決定を保留にした。

企業庁は20日、公正入札調査委を開催。2社の工事費の内訳を確認した結果、設計単価や人件費の積算は異なっていたため「談合の事実が確認できない」と判断した。この2社とは別の複数社が最低金額と同額で入札したため、くじ引きで落札者を決める。

企業庁は「最低金額の算出方法は公表しているため、複数社が最低金額と同額で入札しても不自然ではない」とした。