保育無償化へ国の支援を 津市長、知事に要望 こども園で一対一対談 三重

【保育室を見学する鈴木知事(右)と前葉市長(右端から2人目)=津市神戸の津みどりの森こども園で】

【津】鈴木英敬三重県知事は20日、津市神戸の市立津みどりの森こども園で、前葉泰幸津市長との一対一対談に臨んだ。前葉市長は幼児教育・保育の無償化に向けた財政措置や保育士の人材確保など国への働きかけを求めて4項目を要望。鈴木知事は「引き続き国に要望したい」と述べた。

対談では、前葉市長が来年10月から始まる幼児教育・保育の無償化について「事務作業をするのは市町。必要な経費の確保や事務的な流れを国と調整してほしい」と要望。「私立は保育士を確保するのが難しい」と指摘し、保育士の処遇改善を求めた。

鈴木知事は「子どもやその家族にしわ寄せが行ってはならない」と述べ、国に要望する考えを示した。その上で「全体的な処遇改善につなげるため、国にしっかり働き掛けたい」とした。

会場となった津みどりの森こども園は幼保連携型認定こども園として4月に開園した。鈴木知事は対談後、石丸育世園長らの案内で保育室や調理室を見学。園児らに施設を利用した感想や施設での活動内容を尋ねた。

この日、鈴木知事は津市のほか、玉城町でも一対一対談に臨んだ。同町の指定文化財「玄甲舎」で、辻村修一町長と健康づくりなど三項目について協議した。