CO2削減で鈴鹿市視察 笹川環境相政務官、稲生小に 三重

【市職員の説明を聞く笹川環境大臣政務官(右)=鈴鹿市稲生三丁目の市立稲生小学校で】

【鈴鹿】環境省の二酸化炭素排出抑制対策事業等補助金を活用した「公共施設等先進的CO2排出削減対策モデル事業」に取り組む三重県の鈴鹿市を20日、笹川博義環境大臣政務官が訪問し、同市立稲生小学校を視察した。

同事業は平成28、29年度の2年間で市内の全小中学校40校に計1128台のエアコンを設置し、5カ所の太陽光発電による小規模電力供給システムで電力を補うとともに、、照明のLED化などで二酸化炭素の排出量削減につなげる取り組み。エアコンは10年間のリースで、総事業費は約32億3千万円。そのうち市の負担は14億1千万円。

3年間の事業で、最終年度となる今年度、市は効果についてのデータ分析や検証を実施していることから、今回の視察につながった。

同校は校舎屋上に太陽光発電パネルを設置するなど、モデル校として視察の現場に選ばれた。

来校した笹川環境大臣政務官は市職員から、省エネ効果や二酸化炭素の削減量などについて説明を聞き、給食の食べ残しが減ったことや、生徒らが落ち着いて授業に集中できる環境になったことなど、具体的な事例の報告を受けた後、校舎内を見学。最後に「教室環境の改善で食品ロスの改善など、波及効果を確認できたことは大きい」と評価した。