故郷の謎に迫る「鳥名子舞」 玉城町出身 外城田川さん、初出版祝う 三重

【初出版祝いの花束を受け取る外城田川さん=伊勢市本町で】

【伊勢】三重県玉城町出身で元産経新聞社東北総局長の外城田川(ときだがわ)忍(本名・小林忍)さん(68)が、処女作となる歴史ミステリー小説「鳥名子舞(となごまい)」を出版した。19日には伊勢市本町のフランス料理店「ボンヴィヴァン」で記念パーティがあり、約70人が初出版を祝った。

鳥名子舞は、明治6年まで約千年続いたとされる伊勢神宮への奉納舞。踊り手を玉城町の子どもらが務めた。資料が乏しく、舞の詳細は不明。小説では、町出身で東京からUターンしてきた男性が、鳥名子舞を研究する女子大生と共に歴史に埋もれた舞の謎に迫る。四六判191ページ。

記念パーティには、玉城町の辻村修一町長や産経新聞社時代の後輩で、自民党副幹事長の北村経夫参院議員、ヤクルトスワローズで活躍した安田猛さんらが出席。外城田川さんはあいさつで「新聞記者は書くことしかできない。小説を書くことで古里に恩返しをしたかった」と語った。

小説の販売先は伊勢新聞社。電話059(224)0003=へ。