三重の素晴らしさ再認識 津で高校生2人写真展 1年かけ撮影500点

【作品について話す相田さん(右)と渡邊さん=津市大谷町の県民ギャラリーで】

【津】三重県内の高校生2人が三重の人や風景を撮影した写真展「三重スタイル」が19日、津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーであった。県立宇治山田高3年の相田和葉さん(17)=志摩市阿児町=と県立松阪工業高3年の渡邊万梨乃さん(18)=明和町=が1年がかりで撮影した作品計約500点を展示した。

伊勢市の画塾「明修美術造形学院」に高校1年時から通う2人の卒業制作として三重の素晴らしさを再認識してもらおうと企画。写真と共に撮影時に取材した文を添えた。

伊勢神宮や真珠の養殖場など36カ所の組み写真や毎日の弁当写真を展示した相田さんは「先に歴史を調べてから撮ると視点が変わるとわかった。地元を好きな気持ちが深まった」。

市町の首長、自衛官、エステティシャンなど職業人104人に取材交渉し、自然な姿を撮影した渡邊さんは「皆さんの話を聞き『働くことはかっこいい』と思った。異業種でも意外な関わりがあり地域のつながりを感じた」と話す。

2人は共に写真家を目指しており、卒業後は相田さんは京都の、渡邊さんは東京の大学で学ぶ予定で「県外で学んで三重に帰り、地元の活性化に役立てたい」と話した。