1億4000万円詐欺容疑 津署、20歳の男を逮捕 三重

【津】現金約1億4千万円をだまし取ったオレオレ詐欺事件の受け子などとして犯行に関与したとして、津署は17日、詐欺の疑いで、住所不定、無職宮木遼河容疑者(20)を逮捕した。

逮捕容疑は詐欺グループの実行犯らと共謀して3月23―5月16日にかけて、津市の80代無職女性宅に複数回電話をかけ、「熊本県の災害復興」を名目に伝えた個人番号を巡るトラブルの解決を理由に通帳とキャッシュカード3枚をだまし取り、そのカードを利用して県内外のショッピングセンター現金自動預払機(ATM)22カ所から複数回に分けて、現金約1億3870万円を引き出した疑い。

同署によると、宮木容疑者は女性方で直接女性から通帳やキャッシュカードを受け取る「受け子」や、ATMから現金を引き出す「出し子」として犯行に加担していたとみられる。女性の被害届を受けて防犯カメラの映像などから全国に指名手配をかけ、福岡市内の繁華街にいたところを逮捕した。「高齢女性の家で通帳などを受け取り、現金を下ろしたのは間違いない」と容疑を認めている。