亀山市 図書館整備計画に市民団体が要望書 駅前移転の撤回など10項目 三重

【服部教育長(右)に要望書を手渡す中嶋代表=亀山市役所で】

【亀山】三重県亀山市の市民団体「より良い図書館をめざす会」(中嶋千絵代表)は17日、市役所を訪れ、「市立図書館整備基本計画」の内容について意見をまとめた要望書を中嶋代表(70)が服部裕教育長に手渡した。

現在の図書館の環境と職員体制で、ボランティア団体とも連携し、図書館サービスの充実を図る取り組みが進められている▽時代のニーズも踏まえ、市民生活と文化を豊かにする知と情報の拠点として整備しようとする基本的な方向性について共感できる―など4点について評価できるとした上で問題点を指摘した。

問題点として、図書館の移転は市民合意を得ていない、移転を撤回▽司書など職員体制の課題など人材の確保▽まちづくりと図書館の今後を市民が学び、考える場が必要―など10項目を盛り込んだ。

中嶋代表は「今後も、駅前移転を納得していない多くの市民の声を伝える活動を展開する」と話した。服部教育長は「関心を持っていただいている方からの意見をしっかり読み、参考にします」と述べ、「2週間以内に文章で回答する」とした。

同計画は、市のJR亀山駅周辺整備事業で、駅前に建設予定の再開発ビル内に現在の図書館(同市若山町)の移転を決定している。新図書館に反映させるため、学びによる生きがいの創出や読書活動の推進など基本的方方針、目標を盛り込んだ「多機能型図書館」として、市教委会が作成した。