
【鈴鹿】三重県鈴鹿市は15日、同市役所市民ギャラリーで「子育て支援センター・つどいの広場展」を開き、市が運営、委託する育児支援施設10カ所などを紹介。模造紙にまとめた計12点を中心に展示した。21日まで。
展示での施設PRは初めて。親子で気軽に利用できる場所として、来庁者への幅広い周知が狙い。
各施設のスケジュールを確認できる市の子育て支援サイト「きら鈴」の説明や、施設ごとの活動内容を写真などで分かりやすく紹介している。
市には就学前児童を対象にした市運営の子育て支援センター2カ所、NPO法人や社会福祉法人などに業務委託し、3歳未満を対象にした「つどいの広場」が8カ所あり、子どもを遊ばせるだけでなく保護者同士の交流、育児相談なども実施している。昨年は延べ約9万人が利用した。
担当の子ども政策課は「孤立化しがちな子育て中の保護者が、1人で悩まず気軽に利用できる場として活用してほしい」と話していた。