戦没者遺族ら平和への願い 県護国神社で英霊感謝祭 三重

【玉串をささげる参列者ら=津市広明町の県護国神社で】

【津】終戦から73年がたった15日、三重県出身の戦没者6万300余柱がまつられている県護国神社(津市広明町)では「終戦の日 英霊感謝祭」があった。戦没者の遺族ら約百人が参列し、犠牲者に思いをはせるとともに平和への誓いを新たにした。

英霊感謝祭では、中野雅史宮司が祝詞を読み上げ、参列者が順番に玉串を奉納。東京・千代田区の日本武道館で開かれた「全国戦没者追悼式」に合わせて正午から1分間黙とうした。ラジオ放送で天皇陛下のお言葉を聞き、戦没者の鎮魂を祈った。

夫の親戚が南太平洋のソロモン諸島で戦死したという津市の女性(54)は「平和を願いながら戦って亡くなられたのだと思う。戦争体験者から聞いた話を友人と共有することがあるが、子どもたちに語り継ぐことが大事だと感じている」と話した。