伊勢の空襲被害、語り継ぐ 18、19日に戦争企画展 写真など200点超 三重

【空襲展への来場を呼び掛ける実行委事務局員ら=伊勢市勢田町の伊勢地区労継承センターで】

【伊勢】三重県伊勢市御薗町長屋のハートプラザみそので18、19の両日、戦時中の昭和20年に宇治山田市(現・伊勢市)が受けた空襲被害を振り返る「空襲展」(実行委員会主催)があり、焼けた町のパネル写真など200点超を展示する。反戦・平和を題材にした映画なども上映する。

実行委によると、昭和20年1月―8月に掛け、宇治山田市は約10回の空襲を受け、死傷者は341人に上ったという。物的被害は全半焼など4950戸。中でも7月28日深夜から翌29日未明に掛けての空襲が大きな被害をもたらした。

企画展は空襲被害を語り継ごうと、昭和50年に始まり、今年で40回目。戦時中の生活用品をはじめ、被爆した広島、長崎両市の写真なども展示する。反戦・平和を題材にした映画「この世界の片隅に」や、紙芝居「田舎の子どもと戦争」などを上演する。

また、初日の18日には、広島平和記念式典に参加した伊勢市内の22人の中学生が式典の感想を述べる。19日には、伊勢の空襲を体験した80代の市民2人が当時の様子を語る。

担当者は「伊勢が受けた空襲被害を振り返り、平和の大切さを知ってほしい」と話している。入場無料。