三重県 三重板金興業を監督処分 労災事故で男性社員重傷

三重県は13日、労災事故があった建設会社「三重板金工業」(度会町大野木、荻田法生社長)に対し、建築業法に基づく監督処分として安全管理体制の徹底を求める指示命令を出した。

県によると、同社は昨年11月に男性社員が梁(はり)から落下した事故で、安全管理を怠ったとして労働安全衛生法違反の罪で伊勢簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受け、今年5月18日に確定した。

県は同社に対し、違反内容と処分を従業員に周知した上で工事現場での安全管理体制の整備や社内研修を実施するよう文書で通知。指示内容を1カ月以内に実施し、文書で県に報告するよう求めた。

伊勢労基署などによると、男性は昨年11月29日、玉城町の工事現場で安全帯を使用しないまま作業し、高さ約5メートルの梁から落下。頭などを強く打ち、重傷を負った。