山岳事故に備え 亀山署と市消防、ヘリ参加の合同訓練 三重

【防災ヘリによる「救出訓練」=亀山市安坂山町の鈴鹿山系「鬼ケ牙」で】

【亀山】三重県の亀山市消防山岳救助隊と亀山署山岳警備隊は10日、同市安坂山町の鈴鹿山系「鬼ケ牙」(標高488メートル)で、合同山岳事故対応訓練を実施した。同救助隊員と同警備隊員計16人が参加した。両隊合同は初めて。

クライミング中の男性が滑落でにより宙づりになり救助要請を想定。両隊員らは登山道入り口から片道約40分かけ現場に到着。県警航空隊警察用航空機ヘリ「すずか」が上空から負傷者を捜索する「上空訓練」、県防災航空隊の防災ヘリ「三重」が負傷者をつり上げる「救出訓練」、登山道を捜索する「地上訓練」など行った。

地元石水渓観光協会員や県山岳連盟遭難対策委員、鈴鹿、津、伊賀市消防本部消防署員ら21人も両隊員らに同行し、訓練を見学した。

亀山市消防本部の平松敏幸消防長は「両隊が協力し、迅速かつ的確な訓練ができた。有事の際には、訓練で学んだことを生かし、登山客の命を守ってください」と講評した。