「生産性ない」に抗議 自民・杉田議員の寄稿 三重県議有志「差別」と批判

【記者会見で、杉田議員への声明を発表する県議ら=三重県庁で】

自民党の杉田水脈衆院議員が月刊誌に寄稿した性的少数者に対する考え方は差別だとして、三重県議の有志20人が7日、杉田議員への抗議声明を発表した。自民党本部と杉田議員の事務所に送付する。

声明は杉田議員が性的少数者について「生産性がない」などと記述したことについて「子どもを産むか否かで差別することは多くの人々の尊厳を傷つける思想で、絶対に容認できない」と批判した。

その上で、杉田議員について「国会議員としての資質に欠ける」と指摘。「多様性が尊重される社会の実現に向けて全力を挙げることをあらためて決意し、杉田議員に強く抗議する」としている。

稲森稔尚議員(草の根運動いが、1期、伊賀市選出)が2日、県議の全員に声明への賛同を呼び掛ける書類を発送。最大会派の新政みえ(17人)と共産党(2人)の計19人が賛同した。

この日、声明に賛同した各会派の代表が県庁で記者会見した。稲森議員は声明の狙いについて「個人の尊厳を傷つける発言を否定し、LGBTの当事者に肯定的なメッセージを発信したい」と述べた。

三谷哲央議員(新政みえ、6期、桑名市・桑名郡)は「障がい者差別解消条例を作った一員として強く抗議する」と強調。岡野恵美議員(共産党、1期、津市)は「生産性という物差しは差別だ」と批判した。