最低賃金26円引き揚げ、846円に 10月から、審議会が答申 三重

【下角局長(右)に答申書を手渡す安井会長=津市島崎町の三重労働局で】

労使代表や有識者でつくる「三重地方最低賃金審議会」は6日、三重県の最低賃金(時間額)を現行から26円引き上げ、846円に改正するよう三重労働局の下角圭司局長に答申した。引き上げ答申は15年連続。引き上げ率は3・17%で、3年連続の3%台となった。新しい最低賃金は、10月1日から適用される見通し。

厚生労働省の諮問機関「中央最低賃金審議会」の答申で、県の目安引き上げ額が26円とされたことを踏まえ、労働者の生計費や事業者の支払い能力を勘案して決定。同日の会合で委員14人が全会一致で賛成した。

津市島崎町の同局で、安井広伸会長が下角局長に答申書を手渡した。下角局長は「精力的に審議し、全会一致で決めていただいた。改定された最低賃金額をしっかり周知したい」と述べた。

同局によると、6月の時点で県内全体の正規・非正規労働者のうち現行の最低賃金820円を下回る労働者は約1・7%と推計されるという。