「思い出に残る3日間」 皇太子さま三重訪問で感想 知事見送りに

【皇太子さまとの会話を振り返る鈴木知事=近鉄白子駅で】

鈴木英敬三重県知事は2日、近鉄白子駅で皇太子さまを見送った後の取材に、皇太子さまが特急電車に乗る直前、「思い出に残る3日間でした。インターハイの成功をお祈りします」と話されていたと明かした。

鈴木知事によると、皇太子さまは昼食時に「愛子も高校野球が好きなんです。サッカーのワールドカップも見ていました」と話したという。提供されたブラックカレーにも「おいしいですね」と感想を話した。

このほか、昼食時には真宗高田派本山専修寺(津市一身田町)の御影堂と如来堂が昨年11月に国宝に指定されたことや、県内で南海トラフ巨大地震が懸念されているなど防災にも話が及んだという。

鈴木知事は「殿下に『思い出に残る3日間だった』とおっしゃっていただき、大変うれしく感慨深い。多くの皆さんに歓迎していただいたことや、交通規制に協力してもらったことに感謝している」と話した。
◆鈴木英敬知事の謹話 「皇太子殿下ご来訪、大変光栄」
皇太子殿下におかれましては、この度三重県に4年ぶりにご来訪いただき、先ほど帰京の途につかれました。ご即位前の殿下をお迎えし、無事にお送りできたことに安堵するとともに、大変光栄に存じます。

殿下からは最後に「思い出に残る3日間でした。インターハイの成功をお祈りします」とのお言葉を賜りました。そのような滞在となることを願い、多くの関係者の皆さまとともに準備を進めてまいりましたので大変うれしく思います。

記録的な暑さが続く中にもかかわらず、どのような場面においても終始優しい笑顔で、高校生をはじめ県民一人一人に分け隔てなく気さくに接していただいた殿下のお姿を心にとどめ、そのお言葉を心に刻み、県民の皆さまとともに、あらためて即位された後のご来県を心待ちにしたいと思います。

猛暑の中、ご視察先や沿道などで熱烈な歓迎の気持ちを示していただいた非常に多くの県民の皆さまに心から感謝申し上げるとともに、知事としてうれしく誇りに思います。また、宮内庁、警察関係者、交通機関各社、伊勢市、鳥羽市、津市、鈴鹿市をはじめ、皇太子殿下をお迎えするにあたってさまざまな準備をしていただいた県民の方々など、本当に多くの方々にご協力いただき、滞りなく終えることができたことに感謝申し上げます。