「管理良く、熟成順調」 初呑み切りで利き酒 松阪で蔵元6場が31点 三重

【新酒の利き酒をする審査員ら=松阪市日野町の同市市民活動センターで】

【松阪】三重県酒造組合南勢ブロック(中山正昭代表)は2日、松阪市日野町の同市市民活動センターで「初呑(の)み切り」を開いた。蔵元6場が吟醸酒や純米酒など31点を出品。名古屋国税局鑑定官室長ら6人が貯蔵酒の香りや味、色をチェックし、秋の出荷に向けて助言した。

冬に仕込んだ酒を春に「火入れ」で加熱殺菌した後、タンクで熟成させてきた。初呑み切りは梅雨が明け、タンクの密封を解いた後、貯蔵状態と酒質を専門家が利き酒し、秋以降の出荷時の技術的な知見を得る目的。タンク下の酒の取り出し口「呑み口」を「切る(開栓する)」ので呑み切りと呼ぶ。

講評では「心地よい香りが口の中で広がるお酒から、熟成感のある濃醇なお酒までバラエティーに富んでいる」「記録的な猛暑日が続いているが、蔵元の管理が良く熟成も順調に進んで、味わい深いお酒が消費者に届けられることと期待される」とされた。