「鍛えた力と技発揮、交流を」 皇太子さま、インターハイで選手ら激励 三重

【全国高校総体の総合開会式で、あいさつされる皇太子さま=伊勢市朝熊町の県営サンアリーナで】

三重県内を3日間の日程で訪問中の皇太子さまは1日、伊勢市の県営サンアリーナで開かれた全国高校総体(インターハイ)の総合開会式に出席し、「皆さんのご健闘を心からお祈りします」とお言葉を述べ、選手らを激励された。インターハイの準備に当たった高校生と交流したほか、鳥羽市の鳥羽商船高専も視察した。2日に帰京する。

皇太子さまは同日午前10時ごろ、総合開会式の会場に入り、出席者らに拍手で歓迎を受けて着席。吹奏楽の演奏に合わせて行進する各都道府県の選手団が前方を通過するたびに拍手し、地元の生徒によるダンスなどの歓迎演技に拍手を送っていた。

お言葉では「選手の皆さんには、厳しい暑さの中、体調管理に十分気を付けられ、日頃鍛えた力と技を発揮し、お互いに友情を育むとともに、地域の方々とも交流を深め、高校生活の良い思い出をつくられるよう願っております」と選手らを激励した。

午後は鳥羽市の鳥羽国際ホテルで、インターハイの準備をしたり、総合開会式でパフォーマンスを披露したりした高校生らのうち、38人と交流。開会式で吹奏楽や和太鼓、ダンスを披露した生徒らには「素晴らしかったです」とたたえていた。

鳥羽商船高専では、人工知能を活用した自動給餌システムや全国大会に出場したロボットの開発などについて生徒から説明を受けた。「ロボットの開発は将来に生かせそうですか」「これからも体に気を付けて頑張ってください」と声を掛けていた。

皇太子さまは31日に県入りし、初日に伊勢神宮を参拝した。2日は、津市の県立子ども心身発達医療センターと県立かがやき特別支援学校を視察し、鈴鹿市の「三重交通Gスポーツの杜鈴鹿」でインターハイのソフトテニスを観戦した後に帰京する。