三重県 6月の求人倍率1.75倍 前月0.06ポイント上昇 全国11位

三重労働局が31日に発表した6月の県内有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・06ポイント上回る1・75倍で、3カ月ぶりに前月を上回り、バブル後期並みの高水準を維持した。雇用情勢を「着実に改善が進んでいる」と13カ月連続で判断した。

有効求人倍率の全国順位は前回より7つ上がって11位。有効求人数は前月比1・8%(707人)増の4万223人、有効求職者数は1・8%(415人)減の2万2920人。新規求人倍率は2・63倍で、前月を0・27ポイント上回った。

産業別では、建設業(前年同月比24・9%増)、運輸業・郵便業(19・1%増)、医療・福祉(9・8%増)などの増加が目立った。製造業は18・0%増の2251人。県内に9カ所ある安定所のうち8カ所で前年同月を上回った。

下角圭司局長は「有効求人倍率は製造業と医療・福祉を中心に高水準で推移している」と分析。同局の担当者は建設業など人手不足の進む業界について「業界団体と今後の取り組みを協議し、業界に特化した説明会を開いて求人を集めたい」とした。