三重訪問「うれしく」 宮内庁と知事会見 皇太子さまの感想発表

【皇太子さまのお言葉を紹介する中村行啓主務官(左)と鈴木知事=鳥羽市鳥羽1丁目で】

宮内庁の中村久之行啓主務官と鈴木英敬三重県知事は31日、鳥羽市の鳥羽国際ホテルで会見し「4年ぶりに三重県を訪れることができ、うれしく思います」「あすの全国高等学校総合体育大会への出席を楽しみにしています」とする皇太子さまの感想を発表した。

鈴木知事によると、皇太子さまはメモを取りながら熱心に県の施策に関する説明を聞かれていたという。説明の時間は当初の予定を30分ほど超えて約50分間に及んだ。台風12号の影響により、津市の久居地域などで梨の被害があったことを心配していたという。

また、鈴木知事が県立一志病院(津市白山町)の取り組みを紹介したところ、皇太子さまは県立白山高の野球部が夏の甲子園県大会で優勝したと知っていたようで「白山高校のあるところですね」「創部は私の生まれた年です」と話していたという。

鈴木知事は会見で「4年ぶりに殿下を迎えさせていただいた。今回のインターハイは、平成という元号では最後となる。緊張感と、わくわく感を持って受け入れさせてもらった。暑い中だが、滞りなく進められたことに安堵している」と述べた。

■皇太子さまの感想■
4年ぶりに三重県を訪れることができ、うれしく思います。きょうは天候にも恵まれ、近鉄の車窓からは鈴鹿の山並みや大小の河川、田園風景が美しく眺められました。午後には4年ぶりに伊勢神宮を訪れ、すがすがしい気持ちで参拝いたしました。その後、鈴木三重県知事さんから、三重県が現在取り組んでいる諸施策や県の概況についてお話を伺い、三重県の県政についての理解を深めることができました。暑い中、多くの県民の皆さんに温かく迎えていただき、感謝いたします。あすの全国高等学校総合体育大会への出席を楽しみにしています。