
【亀山】三重県の亀山市歴史博物館(小林秀樹館長)は29日、同市若山町の同館で「夏休み博物館学校」を開校し、市内の親子連れ児童ら計60人が、生活や社会、図工など5科目の授業を受けた。
同学校は、館長が校長を学芸員が先生を務め、亀山の昔のようすや人々の暮らしなど1科目45分で授業をした。1限目の生活科目では、「亀山市のいろいろな一番を知ろう」と題し、一番古い古墳や一番高い山などを書いた、28枚の「かるた取り」で遊びながら学んだ。
3限目の図工の授業では、「自由帳を作ろう」と題し、紙を二つ折りにして重ね束ねる装丁の一種「粘葉装」(でっちょそう)など作った。同市和賀町から母親と参加した、小学2年の後藤沙也ちゃん(7つ)は「かるた取りで、亀山のいろんな一番が分かった。楽しく学べた」と話していた。