三重大、近畿圏に情報発信 大阪でシンポジウム、研究成果や活動紹介

【三重大学の取り組みを紹介する駒田学長=大阪市北区の大阪大学中之島センターで】

【大阪】三重大学(駒田美弘学長)は27日、研究成果や地域圏大学としての活動を近畿圏へ情報発信するため、大阪市北区の大阪大学中之島センターでシンポジウムを開き、講演や研究紹介を行った。企業関係者や一般の計約130人が参加した。

ことしで3回目。駒田学長はあいさつで「今春入学した1352名のうち、大阪府からは全体の5.5%を占める75名の新入生があった」と、都道府県別の在学生で三重、愛知両県に次いで大阪府が3番目に多いことを紹介した。

また、同学長は、県内の20歳前後の若者に占める三重大学の在学者の割合が年々増加傾向にあると説明。毎年約8000人いる県内の大学進学希望者に対し、県内大学の定員は3000人しかないとした上で、「われわれの使命として、魅力向上を果たさなくてはならない」と述べた。

基調講演では、松阪市出身で、日本国大使として活躍した大阪学院大学の多賀敏行教授が「言語の違い、文化の違い」と題して講演。外交官時代の経験を披露した。

三重大学の研究紹介では、大学院医学系研究科の野阪哲哉教授や大学院地域イノベーション学科の三宅秀人教授、国際忍者研究センターの高尾善希准教授らが登壇。最新の研究成果を発表した。